飛んで火に入る夏の蟲

Archive: 2019年11月  1/1

秋深し

眠りつつすすり泣く妻秋ふかしねむりつつ すすりなくつま あきふかし...

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秋深し(二)

死病得しひとがくすくす秋ふかししびやうえし ひとがくすくす あきふかし...

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秋時雨

 ブ イ浮標に彳つはぐれ鴉や秋時雨ブイにたつ はぐれがらすや あきしぐれ○文化の日という、私にはまったく縁のない祝日です。文化祭も退屈、美術展も退屈。だから古い映画でも観ることにします。    ●こちら  → 「恨み節」梶芽衣子...

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夜寒

ピーポーの音のとほのく夜寒かなピーポーの おとのとほのく よさむかな...

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秋の暮

秋夕や跳ねて湖打つ陸封魚しうせきや はねてうみうつ りくふうぎよ○「陸封魚」という言葉は吉沢元治のLP『Inland Fish』から知りました。このアルバムは YouTube で聴くことができます。...

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薄紅葉

丼のウォッカに浮かべ薄紅葉どんぶりの ウォッカにうかべ うすもみぢ...

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行秋

讃岐路に行秋一つ海一つさぬきぢに ゆくあきひとつ うみひとつ○明日は立冬です。...

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立冬 芭蕉忌

冬迎ふまだ枯れきれぬ向日葵とふゆむかふ まだかれきれぬ ひまはりと野ざらしの心が羨しはせをの忌のざらしの こころ(覚悟)がともし はせを(芭蕉)のき○今日11月8日は「立冬」と「芭蕉忌」(陰暦10月12日)がたまたま重なりました。○ちなみに私は、前衛詩人松尾芭蕉のどんじりの弟子です。○2句目の「野ざらしの」の句は、芭蕉の「野ざらしを心に風のしむ身かな」を基としています。    ●こちら  → のざらしを…...

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身に入む

身にしむや廃市にひびく夕汽笛みにしむや はいしにひびく ゆふぎてき○今日から何回か「○○○○や」で始まる句を続けます。...

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冷まじ

冷まじや灰に落ちたる針の音すさまじや はひにおちたる はりのおと...

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お知らせ

○お知らせつたないブログをいつもご訪問いただき、ありがとうございます。訪問履歴に登録されているfc2 ブログ開設者の方々には礼儀上、私からも訪問しておりますが、最近、そのことがご訪問者様の負担になっているのではないかと思うようになりました。また、私の方も正直なところ、いわゆる「訪問返し」を行うことがいささか負担になっております。そこで、皆さまにお願いです。このブログ『飛んで火に入る夏の蟲』は拍手ボタン...

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冷まじ(二)

冷まじやあの家この家の地獄絵図すさまじや あのやこのやの ぢごくゑづ...

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桜紅葉

緋が足りぬ桜紅葉よもつと狂へひがたりぬ さくらもみぢよ もつとくるへ...

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神無月

くらがりへ麗子微笑す神無月くらがりへ れいこびせうす かんなづき...

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石蕗の花

朝鮮の花石蕗見たし入日海てうせんの はなつはみたし いりひうみ...

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七五三

子毬より母毬跳ねて七五三こまりより ははまりはねて しちごさん...

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石蕗の花(二)

石蕗の花濤がこれでもかと寄せ来つはのはな なみがこれでもかと よせく...

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石蕗の花(三)

石蕗活けてなほそこはかとなく潮音つはいけて なほ そこはかとなく しほね...

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紅葉

燧灘もみぢの島をならべたりひうちなだ もみぢのしまを ならべたり...

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紅葉(二)

方丈の紅葉の赫や駅広場はうぢやうの もみぢのかくや えきひろば...

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紅葉(三)

濃紅葉へ六仏吐きて空也かなこもみぢへ ろくぶつはきて くうやかな...

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紅葉(四)

嘴太の羽の艶艶し夕紅葉はしぶと(ハシブトガラス)の はのつやつやし ゆふもみぢ...

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紅葉(五)

緋の鯉が裂きて紅葉の水鏡ひのこひがさきて もみぢのみづかがみ○右側奥に微かに見える島は、TOKIOの番組でおなじみのDASH島(由利島)です。...

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紅葉(六)

もみぢ寺京のものみな疎ましきもみぢでら きやうのものみな うとましき○堕落論コマ絵は、私の宝物、坂口安吾の『堕落論』初版本(銀座出版社 1947年6月)です。昔々、お城下の古書店、坊ちゃん書房で確か300円 で入手しました。見つけたときはドキドキして心臓が止まるかと思った。。。。。w私の京都観は、この本の冒頭に収められている「日本文化私観」(1942年)によって決定づけられました。以来、京都は「最も魅力に欠ける都市」に...

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紅葉(七)

老嬢と家とはひとつ蔦紅葉らうぢやうと いへとはひとつ つたもみぢ...

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紅葉(八)

姨捨の日は近づけり照紅葉をばすてのひは ちかづけり てりもみぢ○昔はそういう思いで紅葉を見ていたのではないでしょうか?○今日は三島由紀夫の50回忌です。...

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紅葉(九)

あえかなる翠を散らし櫨紅葉あえかなる みどりをちらし はぜもみぢ...

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紅葉(一〇)

緋鳥居の緋を掴まんと大楓ひとりゐの ひをつかまんと おほかへで○ああ、ずーっと紅葉の句を作っていたいにゃー。。。。。...

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紅葉(一一)

紅葉且つ散つてをんなの鬼舞へりもみぢかつちつて をんなのおに まへり○紅葉の句はこれで終わります。...

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落葉

薄ら日や落葉に降れる落葉松葉うすらびや おちばにふれる からまつば...

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味噌カツは素直に不味し冬の旅みそカツは すなほにまづし ふゆのたび○その季節でなければならない必然性女「下五だけど「冬の旅」の必然性が認められないわ。春でも夏でも秋でもいいじゃん」私「いや、あの、その、それはですね。。。。。」...

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