飛んで火に入る夏の蟲

Archive: 2019年01月  1/1

元日

元日やS字に曲がる鳥の首ぐわんじつや Sじにまがる とりのくび○本記事は年末に予約投稿しておいたものです。...

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二日

三味の音の漏れて二日の虫籠窓しやみのねのもれて ふつかの むしこまど○本記事は年末に予約投稿しておいたものです。○虫籠窓(01/01 追記)初詣のついでに、町屋の虫籠窓を撮ってきました。私の住んでいる町には古民家がたくさん残っています。...

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三日

三日かな指もて砂に風と書くみつかかな ゆびもてすなに かぜとかく○本記事は年末に予約投稿しておいたものです。...

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四日

出勤の列に異物の吾ぞ四日しゆつきんのれつに いぶつのあぞ よつかあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。下のコマ絵は、わが家で作った門松らしきものです。敷松葉がちょっといい感じでしょ?...

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五日

鬱積の決壊を待つ五日かなうつせきの けつくわいをまつ いつかかな...

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六日

海烏六日の癪を飛ばしをりうみがらす むいかのしやくを とばしをり...

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七日

七日暮るる手窓をよぎるポンポン船なぬかくるる てまどをよぎる ポンポンせん...

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初電話

ゴメンネゴメンネハーイと切られ初電話ゴメンネゴメンネ ハーイときられ はつでんわ...

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冬の星

寒星のくわらりと回りすぐ戻るかんせいの くわらりとまはり すぐもどる...

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十日戎(とをかゑびす)

福笹に縁なき福がぶらさがりふくざさに えんなきふくが ぶらさがり...

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冬鴎

大濤に群れては離り冬鴎おほなみに むれてはさかり ふゆがもめ○神代の記憶がとつぜん蘇る昨年11月、故郷大牟田市に帰ったときの話です。夕方、ホテルの近くをぶらぶら歩いていて、踏切を一つ渡りました。線路が幾つも並んでいる、横断幅の広い踏切です。その踏切を渡っていたとき、昔の記憶がとつぜん蘇りました。あ、この踏切、子どものころに何回か渡ったことがある。ここを渡っているとき、向こう側から歩いてきた、断髪、はか...

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冬鴎(二)

臨終の涙を少し冬鴎りんじゆうの なみだをすこし ふゆがもめ○臨終の涙俳諧師見てきたような嘘を詠み。パパン、パン、パン。まあ、そうなんですが。。。。。昔、ふた回りも年上の知人と飲んでいて、その人が私にこんなことを話しました。「人間、いろんな死に方があるけれども、 ―― 臨終の瞬間にちょっぴり涙を流す。 ―― それって美しい死に方だよね。」この人、大学で生物学を研究していると聞いていたので、へえ、自然科学者もそ...

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牡蠣

牡蠣啜る盃のごと小指立てかきすする さかづきのごと こゆびたて○福笹コマ絵は今年の十日戎で買った福笹です。松(3000円)・竹(2000円)・梅(1000円)の竹にしました。目出度さもちう位なりおらが春  一茶...

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冬の波

砂の死魚冬の怒濤を聴き澄ますすなのしぎよ ふゆのどたうを ききすます...

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寒鯉

寒鯉の頭に寒鯉の頭が凭れかんごひのづに かんごひのづが もたれ...

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寒鯉(二)

寒の鯉うごかぬために尾を揺らしかんのこひ うごかぬために をゆらし...

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寒燈

寒燈の貼りつく椅子や無人駅かんとうの はりつくいすや むじんえき○浅川マキの忌日阪神淡路大震災24年の今日は、歌手浅川マキの祥月命日です。2010年1月17日没。享年67。ここではアルバム「MAKI VI」(1974年)を紹介します。全8曲のすべてが名演ですが、とりあえず1曲目だけでも聴いていただければ幸いです。    ●こちら → MAKI VIあ、昨年の今日の記事にも書きましたが、本ブログのテンプレの顔、どことなく浅川マキですよ...

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寒燈(二)

波止を打つ濤寒燈に立ちのぼりはとをうつなみ かんとうに たちのぼり...

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寒燈(三)

煮凝の闇寒燈を塗り込めしにこごりのやみ かんとうを ぬりこめし○「煮凝」は比喩です。従って「寒燈」が季語となります。...

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煮凝

煮凝の闇に切身の煮凝りぬにこごりのやみに きりみの にこごりぬ...

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てのひらにあられのはぬるまばゆさよ...

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風花

鉄棒の錆の匂ひの風花やてつばうの さびのにほひの かざはなや○昨日、所用でお城下(松山)へ参りましたら、ほんの数輪ですが梅の花が開いていました。  立春まであと2週間です。...

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悴む

悴むもなほ鉄壁に爪立てりかじかむも なほてつぺきに つめたてり○下のコマ絵をご覧ください。見事な紅梅です。  某寺の奥様から頂戴いたしました。...

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凍蝶(いててふ)

凍揚羽廃墟崩るるごと崩れいてあげは はいきよくづるるごと くづれ...

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寒夕焼

ぴしと罅入りてあやふし寒夕焼ぴしとひびいりて あやふし かんゆふやけ...

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冴ゆる

くづほれてつくばふ路地や月の冴くづほれて つくばふろぢや つきのさえ○くづほれてつくばふ頽れて蹲ふ=崩れるようにしゃがみ込む=泥酔した作者(火蛾)。...

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寒月

寒月に脈打つ紺や向つ山かんげつに みやくうつこんや むかつやま...

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寒月(二)

寒満月わが酔眼を撃ち貫けるかんまんげつ わがすいがんを うちぬける...

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寒椿

また一つ朝日に爆ぜて寒椿またひとつ あさひにはぜて かんつばき○リフレクション今日のコマ絵は、お堀の「水面に映っている建物」を写したものです。写真技術で、このように「何かに映っている映像」を撮ることを「リフレクション」(映り込み)と言うのだそうです。ブログ「クニャン」のつくも(月萌)さんに教えていただきました。    ●こちら → (1)雨の法然寺 〜リフレクション reflection〜つくもさんのブログを拝見...

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冬の雷

イヤホンの怨歌に雑じり冬の雷イヤホンの えんかにまじり ふゆのらい...

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寒鴉

寒鴉群れて膨らむ大樹かなかんがらすむれて ふくらむたいじゆかな○コマ絵の鳥の名前は何でしょうかね?  カラスよりも大きな鳥です。...

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