飛んで火に入る夏の蟲

時代遅れの三流ハイジンによる時代遅れの三文ハイクです。

山女(やまめ)

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瀬明りのそこだけ暗し山女の斑


せあかりの そこだけくらし やまめのふ




○川へ
私を初めて谿流釣に連れて行ってくれたのは、後年、この映画を作った人でした。
本人はもう忘れていると思うけど。
    ●こちら → HaRuLi Preview(ハルリ予告編)by Katsura Yamauchi

ついでに彼の演奏を。
    ●こちら → 声/山内 桂

更衣(ころもがへ)

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更衣マスクに旬の顔埋めて


ころもがへ マスクにしゆんのかほ うめて




○「マスク」は既に冬の季語としての役割を失っているので、躊躇することなく夏の季語「更衣」に重ねました。

若葉

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釣りのぼる早瀬を挟み谿若葉


つりのぼる はやせをはさみ たにわかば




○谿流で、釣りのぼるのはルアー釣、釣りくだるのは餌釣。

○今日からブログを再開します。

牡丹

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紅一つ足せば崩るる牡丹かな


こうひとつ たせばくづるる ぼたんかな

万緑(二)

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万緑や湖へと続く風の道


ばんりよくや うみへとつづく かぜのみち




○言葉
「あたしゃね、仮に死ぬまで独房で暮らすことになっても、ハイクができればきっと充実した人生を送ることができますよ」

昔、私に句作のイロハを教えてくださった方の言葉です。

昨今の苦しい状況のせいか、この言葉をたびたび思い出します。

万緑

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万緑やハモニカ鳴れる二階窓


ばんりよくや ハモニカなれる にかいまど




○最近はハーモニカの音を聞かないなあと思って調べてみたら、なんと、小学校の教育楽器から外されているんですねえ。それもかなり昔に。。。。。

新緑(二)

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双葉三つ萌えて大新緑の底


ふたばみつ もえて だいしんりよくのそこ